上手くいかないことを楽しむ!
クイジナートを使って食パンを作ったら見事にカチカチになりました。
クイジナートの欠点の一つに容量が少ないというのがあり、粉が最大で150gまでしか練れません。そして、水分量が最大で58%(これは全卵などの水分も込なので結構少ない)までしか対応していません。
ちなみに、いつもの水分量で作ろうとしたら、生地にならず、色々なところにこびりついて大変なことになりました・・・
そこで水分量を減らしてやってみたところ
「うーん」
な結果になったわけです。(まぁ途中で察してはいたのですが)
こういった失敗を僕はよくします。
正確には失敗ではなく、
「このやり方ではダメだ」
ということがわかったので、実験としてはOKな部類です。
この結果がピン(ping)みたいなものなので、次はもっとうまくやれるプランが練れます。
試行錯誤は時間は取られますが、とても楽しいです。
この
「上手くいかないことを楽しむ」
というスキル(心の持ちよう)を身につけると、だいぶ前向きになれます。
やはり、何をやるにしても自分で考え、実行し、検証することは自身の成長にも繋がり楽しいものです。
しかし、これは一般社会ではありえないこととされているようで、
「お前なにやっているるんだ!」
的なことを言われるのが常です。
何をやってもできて当たり前であり、失敗することはありえないという空気の中での仕事はけっこう苦痛ですね。
そんな環境にいると感覚がどんどん鈍くなります。(これは環境への適応ですが・・・)
それはさておき、
失敗作(?)の写真も貼っておきましょう。
見るからに固そうなのがわかります(笑)
断面図、生地が詰まっているのがわかりますねー
そして、クラスト(表面の固い部分)が厚いです。これは生地の乾燥に原因がありそうです。
ちなみに味は思ったよりは悪く無いです。
ちょっと固めですが、中はわりとふんわりしています。
固くなるのが早そうですが、今日、明日で食べきれば問題なしでしょう。
次回の作戦は
・水分量を増やすため、途中から手捏ね作戦にする。
・水分量は少なめのまま、美味しく食べられる食パン生地のレシピを考える。
の2択ですね。
でも、両方やるのもいいかもしれない。
・食パンは基本的に手捏ねする
というのも選択肢としてはアリですね、なんか負けた気がしますが・・・
とりあえず、クイジナートを使用して美味しい食パンを作れるように模索していこうかと思います。