ドラッガー読書会に初めて参加してきました!
ドラッガーの公開読書会に参加しました。
今回は「経営者の条件」についてです。
この本は、経営者と書かれていますが、経営のための本ではなく、個人個人のセルフマネジメントについて書かれています。
まえがきからなかなかグッとくるフレーズがあります。
普通のマネジメントの本は、人をマネジメントする方法について書いている。しかし、本書は、成果を上げるために自らをマネジメントする方法について書いた。ほかの人間をマネジメントできるなどということは証明されていない。しかし、自らをマネジメントすることは常に可能である。
まさに!って感じですね、人間コントロールできるのは自分くらいなものです。
さて、今回の読書会で気になったところを簡単にまとめていこうかと思います。
1,なされるべきことを考える。
「なすべきことを考える」ではないところがポイントのようです。
さらに、「何をしたいか」でもないことにも注意が必要です。
この経営者の条件では「成果を上げる」ことを目的としています。
では成果とはなんでしょう?
僕の感じた範囲では、
「成果とは組織の外にあり、社会に役に立つものをもたらすこと(貢献)」
かと思います。
有り体に言えば社会貢献ですね。
ドラッガーの面白いところは、利益の上げ方を教えるものではないところです。
成果とは利益ではないのです。
これを踏まえてなされるべきこととは
社会に対して役に立つために、組織を通して、なされるべきことを考える。
という感じになりますね、うーん長い・・・
2,アクションプランとは意図であって、絶対の約束ではない
行動計画は常に変更の余地があり、修正していかなくてはならないということです。
だったら作る必要ないじゃん!などと思いそうですが、
そもそもアクションプランは地図というか計器であって、現在地を確認する指標のようなものです。
当初の予定にたいして、どうなっているのかを知るためには、アクションプランは作っておかなくてはならないものでしょう。
しかし、必ずしもその通りに運ばなくてはならないものではなく、状況に合わせていくべきものです。
PDCAではなくて、指標
うーん、難解です。
ほかにもいろいろありますが、とりあえず今日はここまでにします。