外はカリッ!中はしっとりフワフワレモンケーキを作ったよ
今回はカトルカール、いわゆるパウンドケーキを作りました。
美味しいパウンドケーキのレシピはいっぱいあります。
どれを選ぶかが重要なように思われがちですが、
何をイメージしているのか?(食感とか風味など)
どう食べるように作るのか?
といった出来上がり後の雰囲気を考えることが重要だと思います。
ちなみに本来のカトルカールは
バター:砂糖:全卵:粉 が 1:1:1:1
となります。
しかし、これだと食べた感じが重すぎる(日本人的な味覚では)ので、様々な配合が生み出されています。
最近の流行りでは
バター:砂糖:全卵:粉 が 1:1:1:2
にすることで軽さとふんわり感を出すのが多いようですね。(僕もこのぐらいの配合で作ることが多いです)
また、フルーツやエッセンスを入れることで風味にアクセントを付けたり、ナッツ類やキャラメルといったフレーバーを足すことでより濃厚な味わいにしたりと、
基本にして奥が深いヴァリエーション豊かなお菓子です。
今回は下のレシピブックを参考にして作ってみました。
配合自体はかなりシンプルですが、焼き方に工夫があります。
材料はこれと、絞ったレモン汁を使用
シュガーバッターで作っていきます。(シュガーバッター法とは、バターを柔らかくしながら混ぜて、砂糖を加えて混ぜて、全卵を少しずつ加えてしっかり乳化するように混ぜて、粉を加えてゴムベラて切るように混ぜて生地を作る方法。お菓子作りでは最もスタンダートな作り方の一つ。これを知っているだけで、作れるようになるお菓子はものすごく多い。お菓子作りの敷居を下げるには、もってこいな素晴らしい方法)
バターと砂糖が混ざったところ
全卵を加えて乳化している図
実は温度が低くて分離したため、湯煎で温めて乳化させました。
粉類とレモン汁、レモンの皮を混ぜて型にセット。
真ん中を窪ませて、中心に切込みを入れておく。
オーブンは160℃で25分、140℃に落として、表面にアルミを貼り45分。
さらにそのままオーブンで冷ます。
こうすることで、表面はカリッとして、中はしっとりフワフワなケーキになる。
焼き上がりにレモン汁を軽く塗ってみた。
風味はこの方が強調されて良いです。
全体的に焼き色が薄め、でも中はしっかり火が通ってます!
まぁでももう少し焼いても良かった気がする・・・
今回はほぼレシピブック通りに作ってみましたが、色々自分なりの工夫ができそうなところが見つかりました。
・レモン風味をもう少し強調したい
・焼き色はもう少し付けたい
この辺りを意識して、次作るときはレシピ公開できるようにします。