悩みどころ逃げどころの所感
巷で話題の書籍をKindleでポチりました。
Kindleの最大の良い点は欲しいと思ったタイミングで手元で読める点ですね。
僕は実はちきりん氏についてはよく知らなかったのですが、どうやらブログを何度か拝見していたようです。(覚えのある内容がいくつか)
ウメハラ氏は格ゲーを昔やっていたので、プレイ動画を何度も見た記憶があります。
テクニカル面以上に、ゲームメイクがすごいんですよね!
華のあるプレイというか、ドラマチックな展開が多いんですよ!
もちろん絶対数の中の一部のプレイかもしれませんが、それでもここまで魅せるプレイができる方はウメハラ氏くらいかと思います。
さてさて
内容についていくつか気になったところのサブタイトル(対談のテーマ)を書いていこうと思います。
・実力主義なんてキレイごと!?
・学校は取り柄がない人向き!?
・思考停止を勧める学校
・学校にもっと競争を
・先生と生徒の勝ち負け
・結果なのかプロセスなのか
・早く行くのか、遠くを目指すのか
・人気=市場の評価
・半径2メートル以内VS2キロ以上先
・はじめからベストを見つけようと思うな
・学校的価値観からの脱却
・高額寄付の本当の理由
・儲けたいのか読んで欲しいのか
・人を信じるという実験
・楽しみ方を提示するのがプロの役目
この他にも多数ありますが、かなり面白い内容です。
ウメハラ氏とちきりん氏の生き方と価値観が正反対なので、その答えに至るプロセスの対比が面白く、普通の人が持っているものを持っていないことによるデメリットや、当たり前にあるものの重要性など、普通の対談では無いような話が多いです。
特に印象的なテーマに
「早く行くのか、遠くを目指すのか」
というのがあり、
「早く行くなら一人で、遠くに行きたいならみんなで」
というアフリカのことわざが引用されています。
これは本当にすごいなって思いまして
普通は
早く行くこと、つまり人から一歩でも抜きん出ることが目的になると思うんですよね。そうすれば自分が有利になりますから。
でも業界そのものを考えた場合、全体のレベルが上がっていかないと、先しぼみで、すぐ成熟を迎えて衰退してしまう状況になります。
業界として遠くに向かうには、パイを広げつつ、レベルを拮抗させ盛り上げる必要があるという感じですね。
所有からシェアにではないですが、
様々な分野でも、技術交流や異文化交流が今後進んでいく流れがあるのが面白いです。
吸収してアウトプットして、それを別の誰かが改良してアウトプットしていく
この流れがうまく回っていくのが理想ですね。
まとまらない文章になっていしまいましたが、面白い本なのでぜひぽちっと行ってみてださい。