仕事とは何なのだろうか-「ナリワイをつくる」を読んで思うこと-
先月に仕事をを辞めて、約3週間くらいが経過しました。
順調かどうかは別として、人間らしい楽しみができていますね。
朝ごはんを作ったり、お茶を淹れたりすることにたまらない喜びがあります。
そして。kindle fireで読書も捗ります。
今日は伊藤洋志氏の「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」を読んで思うことを整理しつつ書いていこうかと思います。
個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身につく仕事を「ナリワイ」(生業)と呼ぶ。
はじめにの部分ですが、「時間と健康をマネーと交換する」というものが一般的には仕事だと認識されていますね。
僕は特にこの部分が我慢できなかった。
「食うために仕事をする」を超えて
「仕事をするために食う(生きる)」ことを強要されていた感じですね。
一人暮らしで自炊しながら一日12-14時間働く、休みは週一
休みは家の仕事を片付けてほぼ終了
もはや何のために生きているかわからない状態ですね(笑)
自炊が続いてたのがすごそうですが、むしろこれがないとダメだったと思います。
もちろん、これよりハードに働いている方もいらっしゃるのはよく知っていますし、
「そんな程度できて当たり前だ」
おっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、僕の身体はそれを受け入れるようにはできていなかったようです。
話が逸れましたが、この本の内容を要約すると
・専門の仕事を一つ持つより、自分の生活に密接に関わる事をナリワイと解釈し、仕事としていく。かつこの仕事は定期的なものでなくてもかまなくて、年一回でもよしとし、複数持つことが重要。
以前記事にした
これと共通しています。
・大規模な資金を投入して大規模に戦い競争していくスタイル(バトルタイプ)ではなく、小さな仕事を組み合わせて生計を立てる。そのために、自身の生活を自給できるスタイルを確立しておく。
無駄な支出をカットして、自分がほしいものや必要な物はできるだけ自分で作る工夫をしていくことですね。
この中から経験や自信が生まれナリワイ化させていくと。
・それは本当に必要なことなのか、しっかり吟味する。現状を席巻している情報はあらゆる企業の思惑が隠されている。「不安」という「恐怖」を「危機感」に変換して対策取れるようにする。
人間は「未知」に対して「不安」になりやすいです。なのでそれぞれを具体的に解体して、自分の今いる場所確認し、危機はどこにあるかを理解する必要があります。
そうすれば自ずと対応策は具体的に見えますね。
僕は何かを作ることが好きなので、これをもとに「ナリワイ」を創りたいと考えています。その案の一つが
シェアキッチン
なのですが、この他にも
派遣料理人とか、まかない夕飯食堂(もちろんデザート付き)などやってみても面白そうです。
まだまだおもしろい内容が書かれてはいますが、現状のアウトプットはこれくらいで
僕もあと3回位は読む予定でいるので、また記事を書く予定です。