餅とパンはにている?
本日からお手伝い開始!
というわけで、やってまいりました。
やっぱり年末の和菓子屋さんは餅の注文が多いようで、てんやわんやのようです。
しかし、パン屋を離れてなおスケッパーを使って「分割」をすることになるとは思ってなかった。
パンは生地が練り終わり、フロアータイムをとった後に、規定の重量に切り分けていくという工程があります。
パンは分割個数が異様に多い(10kgを100gずつにとか)ので竿型天秤というものを使ってやりますが、今回のお餅では普通の秤を使用するようです。
お餅の場合、つき終わってすぐに切っていくので
「手袋してても熱い・・・」
でも、生地の扱いはものすごく似てて、成形のやり方も共通点が多く見受けられ、
なかなか面白いです。
そして、のし餅、鏡餅をたくさん必要とする文化が残っていることに、感動を覚えています。
正月飾りも付けず、せいぜい買ってきた鏡餅を飾るくらいしか僕はやってません。
特に一人暮らしをしていると、そういったことに予算を割く意味がないように感じられます。
「正月飾りが少なくなったのは不景気のせいだ」
と、おっしゃる方もいらっしゃいますが、僕は
「文化が正しく継承されず、何のためにそれをやるのかという意義が見失われている」
ということが問題だと考えています。
こういった文化を新たに意味付けし、広く楽しまれるようになるともっといい流れが生まれそうな気がします。